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文法範疇(grammatical category)

これは何?

  • 時折、文法範疇について深く知りたいと思うことがあるので、調べてメモしておく。

文法範疇とは?

  • wikipedia的な説明 *1 は以下

    • 文の構成要素を文法的特徴によって分類したもの。名詞、動詞などの品詞分類、主語、述語などの文法機能の分類が含まれる。
    • 語形変化などの文法的手段によって表現される意味機能の区別の分類。その中でも特に、語形変化(屈折)の原理となる分類(=語の屈折素性)を指す。同じ文法範畴に属する要素からはただ一つが選択される(=対立する)。また文法範畴の区別は必ず表現しなければならない(=義務的である)
  • wikipediaの右上に以下のような表示があった。

    • 典型的には形態統語的な範疇
      • 性(gender)・数(number)・人称(person)
        • (個人解釈・感想:英語等学習する上では必須の概念。特に説明は不要そう。)
      • 格(case)
        • (個人解釈・感想:ロシア語などスラブ語派の言語等とかでよく出てくる。ある程度は把握できているが覚えて使いこなすまでは至ってない。。)
    • 典型的には形態意味的な範疇
      • 定性(definiteness)
        • (個人解釈・感想:英語・フランス語学習の上では必須の概念。定冠詞、不定冠詞等の概念を把握するのに必要?)
      • 敬語(honorifics)
        • (個人解釈・感想:「英語(等、印欧語)には敬語がない」わけではないと思うので、こちらも語学学習上必須の概念。)
    • 形態意味的な範疇
      • 時制(tense)
        • (個人解釈・感想:現在・過去・未来、のようなもの。言語によっては相との関係が深いらしい。)
      • 相(aspect)
        • (個人解釈・感想:完了相、完結相があるらい。wikipedia的には英語は起動相・継続相・進行相・終止相というものがあった。ロシア語だと完了体・不完了体(の動詞のペアとして有名。)
      • 法(mood)
        • (個人解釈・感想:「事実or反事実」、「意図」「話し手の態度」を表すらしい。直接法・命令法・接続法(仮定法)・希求法・禁止法。英語だと直接法・仮定法の二つしかなさそう。他の言語学習の際に少し意識する必要がある。)
      • 態(voice)
        • (個人解釈・感想:有名なのは「能動態」と「受動態」。例示の中には「中動態・中間態」というものもあった。日本語の例示がおおく、印欧語学習の際にキーになるものではない?)
      • 極性(affirmation and negation)
        • (個人解釈・感想:肯定・否定を表すということらしい。)
      • 他動性(他動詞:transitive verb)
        • (個人解釈・感想:自動詞・他動詞等の区分らしい。)
      • 証拠性(evidentiality)
        • (個人解釈・感想:日本語例では「するそうだ、しそうだ、らしい、ようだ」、英語例では「would,might,must」などの法助動詞 *2 の表現。

注釈

  • *1: 文法範疇 - Wikipedia

  • *2: Modal verb - Wikipedia
    法助動詞(modal verb) -- A modal verb is a type of verb that contextually indicates a modality such as a "likelihood, ability, permission, request, capacity, suggestion, order, obligation, necessity, possibility or advice". Modal verbs generally accompany the base (infinitive) form of another verb having semantic content. In English, the modal verbs commonly used are can, could, may, might, shall, should, will, would, ought to, used to and dare

参考情報

履歴

  • 2023/01/01 作成
  • 2023/02/21 公開